たつ巻形地震雲の解説
目撃された付近で地震が発生する事が多い。
たつ巻状や垂直にたちのぼる煙のような形をした雲。
垂直であるほど震源地は近く、150km以内である可能性が高い。
飛行機雲とよく似ているので見間違えやすいが、
長時間雲が消えずに空にあると地震雲である可能性が高い。
また風の影響を受けずに形を変えず、その場にとどまる特徴がある。
(気候により、飛行機雲が長時間にわたって空に残る場合があり、誤認しやすいのでご注意ください)
発生時期
雲の出現から8日以内に地震が発生する事が多い。
類似する雲
飛行機雲と見間違えやすい。
震源地
イラストの矢印が示す方向(垂直にのびる雲の真下付近)が、震源地となる可能性がある。
大地震での目撃例
- 阪神大震災 (1995年1月17日 M7.3 震度7)
- 新潟県中越地震 (2004年10月25日 震度5)