帯状形地震雲の解説
雲が長いほど、地震の発生が近い。
雲の幅が太く、色が濃いほど発生する地震の揺れが大きい。
長い帯のような形の雲。
目撃される地震雲の7~8割を占めるほど、もっともよく見られる地震雲。
先のとがった剣先のような雲もこの雲の仲間です。
雲の色は白が一般的ですが、まれに灰色、赤、黒といった色の付いた雲も目撃されます。
雲がうろこ状に乱れている場合は、地震の揺れが弱いと考えられます。
発生時期
雲が長いほど発生が近い。
地震の規模
雲の幅が太く、色が濃いほど地震の揺れが大きい。
類似する雲
飛行機雲や雨の前ぶれの雲と見間違えやすい。
震源地
イラストの矢印が示す方向のように、四方向が震源地となる可能性がある。
大地震での目撃例
- 十勝沖地震 (2003年9月26日 M8.0)
- 新潟県中越地震 (2004年10月23日 M6.8)
- 鳥取県西部地震 (2000年10月6日 M7.3)
- スマトラ島沖地震 (2004年12月26日 M9.3)