地震雲の目撃情報が集まる掲示板

> 縦にのびる雲があったので撮影。

水平に横たわる飛行機雲は、このような位置関係から眺めると、垂直に立ち上がったような錯覚を感じさせることが知られている

> 時折優しく風が吹く程度。

飛行機雲ができるような高層には、ほぼ常にジェット気流や偏西風とよばれる強い一定の風が吹いており、これは地表付近の風の吹き方とは全く関係がない

> 長い時間消えませんでした。

よく見かける「長時間停滞」系の報告だが、その真相として２通りあることを知っておく必要がある

1) 実際に長時間停滞していた
2) 一旦移動または消滅し、その後同じような場所に似た形の別の雲が新たに発生した

雲をキチンと観察する習慣のある者ならみな、十中八九が2)であることを知っているし、もし報告者が10分程度以上目を離した空白の時間帯があるなら、1)を保証できないことになり、これを鵜呑みするのは誤った判断といえる

確かな事実を知るには、10分以上の空白を空けずに観察を続けるか、動画に撮ったり、タイムラプス撮影して、主観や思い込みを排除する以外ない

> 西の空に確認することができました。

もしさしつかえなければ、
・確認方法
・確認結果（雲が上空に向かって立ち上がっていたか／横たわっていたか）
をそれぞれ教えていただけるとありがたい

あるいは、この掲示板でよくみかけるこのパターンなら回答不要

誤）西の空に確認することができました。
正）西の空に目撃しました。（補足：錯覚を除去しない状態）

> 杞憂に終わることを願います。

それを助けるのは
・正しい観察方法の周知
・正しい知識の集積／蓄積／共有
なとだろう