地震雲の目撃情報が集まる掲示板

> 4/12 23:10 頃の鹿児島上空の写真です
> 天気は晴れ、南東

宮崎でも見えました。
夜空が不気味で雲が…

洗濯板のように平行な雲が何本も走っている状態を「波状雲」と呼ぶ
https://goo.gl/nkNPrU

気象や雲の知識を学ぶ機会に恵まれなかった人たちからは不思議がられ、見た目のインパクトや気持ち悪さ以外に何の理由もなく地震雲扱いされたりしてきた、かわいそうな雲だ

その発生要因は、風向や風速の異なる空気の層がこすれ合う境界が波打つ、ただそれだけのありふれた気象現象だから、もし投稿された雲の正体がこれならば、怖がるべき現象を告げるものではない

一方、この掲示板の「地震雲の形あれこれ」の中に、そういった既知の「波状雲」と見た目そっくりな「波紋状地震雲」が紹介されており、その可能性を懸念する人もあるだろうが、知っておくべき要点がひとつだけある

それは、「波紋状地震雲」を提唱した自称地震雲研究家の上出氏が、上で紹介した「波状雲」の存在を知らずに提唱してしまった、という偏った現実だ

つまり、まだ仮説レベルにも到達していない思いつきレベルとしか言えないため、今後の誠実な研究に期待したい

> 4/12 23:10 頃の鹿児島上空の写真です
> 天気は晴れ、南東

トカラ列島近海に又地震が多発していますね。
気になります。

> トカラ列島近海に又地震が多発していますね。
> 気になります。

みなさんが心配しているような災害クラスの大地震とは、
例えば、気象庁が公開しているリスト
「日本付近で発生した主な被害地震（平成８年以降）」
https://goo.gl/XHt6fw
に掲載されるような規模の地震のことだ

このような地震の発生頻度を「トカラ地震が活発な期間」と「それ以外の期間」とで比較して、前者の方が高かったといった調査結果がもし存在するなら、「トカラ地震が活発な期間」だけは、普段と異なる特別な過ごし方をする、という判断は理にかなっている

ところが、トカラやバヌアツの法則を一皮剥けば、その中身、つまり関連（相関関係）は全くない

その実態は、対象地域を日本全域に拡げることで的中実績があるように見せかけた統計のトリック

地震雲やトカラ地震が活発になった時だけ、警戒を強めるという考え方は、
地震雲やトカラ地震が活発でない時には、警戒を緩めるという、危険な考え方だと気づく必要がある

地震雲やトカラ地震の活発さに関わらず、常に一定の警戒を維持することが大切だ