地震雲の目撃情報が集まる掲示板

> さっきまで空晴れて星見えてたのに
> 急に鱗っぽい雲
>
> 何だろう？

九州地方の天気予報を確認してもらいたい

このような条件の時、まず最初に巻雲／巻積雲／巻層雲など高層の雲が発生するのが普通の順序
鱗っぽい雲、とは「巻積雲」の典型的な形状のことだ
詳しくはこのキーワードでググられたし

> 衛星写真にも映ってないし。

ひまわり８号の5/23 00:10のバンド７（3.9μm）短波長赤外の画像には写っている
https://goo.gl/Eu90CW

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地震雲とは

「ふだんの発生頻度よりも、地震前の方が発生頻度が高くなる雲」

のことであり、見た目の気持ち悪さや不気味さ、ビックリとか、ドキッといった印象は、それが地震雲かどうかに全く関連がない

飛行機雲や気象要因のみで発生する雲の中には、こういった印象を感じさせる雲が多数あることが知られている

一方「ふだんの発生頻度よりも、地震前の方が発生頻度が高いか」などの検証を経て「確かにこれが地震雲といえそうだ」との結論までたどり着けた事例は皆無

北部九州在住の人氏も常連さんの域に達したのだから、そろそろ正しい知識を身につけても良い頃だろう

以下に紹介する図鑑にはおそらく、

・北部九州在住の人氏にとってはドキッとする雲
・世間で地震雲扱いされがちな雲

がたくさん登場するはずだ

「雲のカタログ 空がわかる全種分類図鑑」(村井昭夫/鵜山義晃　共著,写真)
amazonの以下ページで「商品の説明」や「カスタマレビュー」や「なか見！検索」に軽く目を通してみるだけでも充分
https://www.amazon.co.jp/dp/4794218230

このような資料にざっと目を通してみれば、北部九州在住の人氏に怪しげな都市伝説を刷り込んだ人達の、雲に関する基礎知識不足、という歪んだ現実に冷静に向き合える良いきっかけになるだろう