地震雲の目撃情報が集まる掲示板

> 入間基地も近いため飛行機雲かと思った

飛行機雲は、ベルト着用サインが消えて水平飛行をするような高高度で発生するものであって、空港付近の離陸直後や着陸直前の低空では発生しないから、飛行機雲の目撃／発生の機会は、空港が近いかどうかに全く関係しない

> 左の棒状の雲は飛行機雲と言うには遥かに太いうえに

この一枚の写真だけでは、問題の雲が飛行機雲かどうか定かではないが、少なくとも、飛行機雲は細いもの、という誤認識を正して、その太さはその時の気象条件によって違うという正しい知識に置き換えておく必要はあるだろう

天気が下り坂に向かう際、その前兆として飛行機雲ができる高高度の空気中に含まれる水蒸気量が増えてくるため飛行機雲はかなり太く成長することが知られており、5/12の夕方はこの気象条件あてはまっている

そのような気象条件と休日が重なった夕方、首都圏から西の空を眺めると、東西方向に飛ぶ機体による飛行機雲が、西の地平線の彼方まで何本も発生するため、必ずこの掲示板が賑わってきた

また、飛行機雲ができる高高度では、一定の風が吹き続けているため、飛行機雲は時間経過とともにゆっくり移動するが、遠近法の効果を除き忘れると、

> 螺旋状にゆっくり回転していました。

と錯覚してしまう

以上の説明内容は、こちらのタイムラプス動画
https://youtu.be/VGkB_UVzUek
を見れば、一目瞭然だろう