地震雲の目撃情報が集まる掲示板

>>23762 にじさん

> 今、ニュースを見たら、
> 専門家の話しでは、年間でも数回見られるか
> という貴重な現象であると言ってましたよ。

解明済の発生原理を理解してみようという少しばかりの手間を惜しみ、マスコミがいう「専門家」という肩書きに頼ってしまうことを「思考停止状態」あるいは「鵜呑にする」といいます。また、「貴重な現象」かどうかと、それが「地震前兆」かどうかは、互いに独立した関係にある話です。

さて、我々が環水平アークをめったに目撃できない理由は、その発生条件に「太陽高度」が大きく関わっているためです。具体的には、貼り付けた図の中央付近の楕円にかかる日時（春から秋の昼前後）以外には決して発生しないことが判明しています。

こういった日時に「太陽の真下」を眺める機会のない人には、この現象を目撃できるチャンスは決してありません。逆に、巻雲や巻積雲が出現する気象条件の時、こういった日時に「太陽の真下」をピンポイントで探せば、もっと高頻度で目撃できる現象です。

事実として、この掲示板や隣の「地震前兆掲示板」の検索のハコに「環水平アーク」と叩いてみれば、頻繁に発生し、頻繁に投稿されてきた事例が蓄積されています。これは専門家とやらの解説よりも確かで雄弁な証拠であり、誰にも決して否定できない、この掲示板の成果であり実績です。

> 私達は、雲や気象についての観察をしてるだけですよ。

せっかく観察して目撃できた現象の正体が何なのか、先人が蓄積してきた知見と照らし合わせて考えてみる、という行為は、知的好奇心の当然の行き先だと考える私としては、それを拒否する動機が一体どこから生まれてくのか理解できませんが、大変残念に感じます。

> やっぱり前兆でしたね。

などと自分の好き勝手で「意味付け」してみるだけなら人それぞれの自由です。
しかしそのように情報発信するのは、もはや「観察をしているだけ」ではなく、さらに一歩踏み込んだ「不特定多数に対する啓蒙的行為」であり、それなりの影響力があることをご理解ください。

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