地震雲の目撃情報が集まる掲示板

> 2013年10月30日pm4:00頃　地表から垂直に伸びた「のろし」の様な雲を見つけました。
> 普段見ている飛行機雲とは明らかに違うので撮影しました（不鮮明でごめんなさい）
> 画像ではわかりにくいですが、上部は麺棒と言うかマッチ棒のような形状になっていて、
> この画面最上部までで終わっています。（画面の外側にはつながっていません）

雲を見られた場所近辺に住む者です。
上記の雲は、飛行機雲だと思われます。
16:00頃飛行機が上に向けて飛行機雲を作り、上記写真のようになったのは、16:20頃だと思います。
飛行機が飛行機雲を作っているのを見るのが久しぶりだったので、しばらく見ていました。
方向も時間も同じなので、レスさせていただきました。

飛行機雲ならソレに越したことはありません。

私が見始めた時の形があまりにも特異だったのと、周囲の雲が流れているのにコレだけ
形状を保っていた時間が長いように感じたので久しぶりに撮影してみた次第です。

この雲を見た後にアメリカの（比較的高的中率で地震を予報しているサイト）Quake
Predictionで非常に良くない情報が出ていたので更に不安を募らせていましたが、
ご提供下さった情報で少し安心できました。

どうもありがとうございました。

ｒakudaさん

> 周囲の雲が流れているのにコレだけ
> 形状を保っていた時間が長いように感じた

「地震雲は形を変えず同じ場所に長時間留まるのが特徴」というのは、その筋では有名な判別方法として広まっているようですが、実はこれは誰も確認したことがなく、誰が言いだしたかも判らない「都市伝説」程度のものであり、「正しい」か「間違い」かを議論する以前の状態にあるのが実態です。

一方、飛行機雲は高度10,000m前後に浮かんでおり、この写真の角度でご覧になったのであれば、ｒakudaさんの位置からだと水平距離はさらにそれ以上離れた非常に遠い地点に浮かんでいるため、目で見ただけだと、ほとんど静止したように錯覚しますが、同じ場所に留まって数分間隔で３〜４枚の写真を撮って比べてみると、風に流されて少しずつ「位置」や「角度」が変わることが判ります。

我々の頭上の「空」はひとつしかないように見えますが、実際には、温度や湿度の異なる目に見えない層がミルフィーユのように何枚も重なり合っていて、それぞれの層で異なる向きの風が吹いています。「周囲の雲が流れている」と観察されたのは、もっと低空の、観察者から近い距離に浮かぶ雲だった可能性が高いです。

Bright-Door_aXr/5DVWQEdE さま

詳しくご教示いただき、誠にありがとうございます。

とてもよく理解できました。

私も、このような形状の雲のほとんどが「飛行機雲」である事は承知しているのですが、
それでも変わった形状であったりすると「もしや？」と思ってしまいます。

余談ですが、私の実家は茨城県北部で、こちら（東京）には単身赴任で住んでいます。

311の時には車に積めるだけの水と食料を押し込んで、家内の待つ本宅へ当日の深夜に
戻りました。

道すがら、都心からの帰宅困難者の列が我孫子までつながっており、更に牛久に入ると
停電で暗闇の世界… 更に進むと、路上に瓦礫が散乱していて非常に危険な状態でした。

そして、明けて翌朝…　3月の空とは思えないような「うろこ雲」状の不気味な雲を
目にしました…　画像に残さなかった事が本当に悔やまれてなりません。

そのくらい普段見慣れた空とは違っていたと言う事です。

どのような要因で雲に変化が現れるのか、100％解明されるまでには相当な時間が必要
でしょうけれど、経験上「そういう事象が存在する」と（私個人は）信じています。

当該地域も震度６強に見舞われ、家内は「絶対に死ぬと思った」と申しておりました…

今後も、雲の様子が「普段と違う？」と感じたら、こちらにＵＰさせて頂きますね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　rakuda