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スレッド NO.40250
Re^3: マリアナ諸島
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zNDAwYzY4Ym-iPhone - 2017年01月29日09:00
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> わしアホなんか、仮説と思いつきのちがいがわからんわ
研究経験がなければ知らないのが当然
それをアホとは言わないから心配無用
研究で使う「仮説」という言葉は「思いつき」を「検証」に進める前の状態を指す
また「研究」の意味は
「既知と未知の境界線を引き改める行為」
って認識を共有しておきたい
自分の研究テーマを思いついたら、いきなり検証を始めるのではなく、関連分野の先人の研究成果を片っ端からひもといて、
・どこまで解明済か
・どこから先は未解明か
・解明済との扱いに異議アリ(再検証が必要)
の机上調査に入る
このプロセスを言い換えれば
「引き改めたい現在の境界線の確認」
従来、境界線はココと扱われてきたが、自分としてはコッチに引き改めたく検証を始める、との作戦が立ったら「仮説」レベルに到達したことになる
また、この作業を通じて自分の思いつきが成立する望みなしとの結論に至ることもある(むしろその方が多い)
ここまでは舞台裏の地味極まりない上に膨大な作業量だし、我々の目に触れることはない(可視化される唯一の機会は、研究発表論文末尾の引用文献リスト)から、世間の自称地震雲研究家の大半は、このプロセスが完全に抜け落ちている
地震雲をテーマに研究するなら、雲に関する基本中の基本の知識体系
「10種雲形(及びその種、変種、副変種)」
が世界中の気象学者が共有する認識ベースだから、まずこれを学ぶことがスタートラインの最低条件
言い換えれば、地震雲研究とは「10種雲形」の中にまだない地震雲のページを新たに追記し、従来の記述の誤りを訂正するための調査/検証作業のことだ
問題の上出氏だが、彼の著書の中身や巻末の引用文献リストを読めば、上出氏もまた「10種雲形」すら知らずに突っ走ってしまったひとりだった事実が読み取れる
これが、彼の研究がまだ思いつきレベルで停滞したまま仮説レベルに到達すらしていない、と判断する根拠だ
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NO.40202 マリアナ諸島 ポン太
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