地震雲の目撃情報が集まる掲示板

>「このあたりは磁気を蓄積してるよ」と言う空からのサインだと認識してる

なんじゃそれ？
科学や物理学ではなく、スピリチュアル系の話か？
雲は、水滴や氷晶で出来てるのは知ってるよな
水や氷は磁石に反応しないって小学生でも知ってるはずだが

また、地震前兆が「磁気の蓄積」という現象をもたらすなら、
わざわざ空からのサインの解読から検出するよりも、
さほど高価でもない計器を使って検出する方がずっと手軽で正確だし、
雨ザーザーの日や、カラカラに乾ききった日みたいに、
サインを妨害される日に見落とす心配もない
・・・なのに誰もそれをしない理由はなんだ？

> 地域によっても、飛ぶ飛行機の大きさに違いがあって、雲の大きさも
> 違うのかもしれませんね。

飛行機雲の大きさの違いを生む一番の原因は、
飛行機が飛んだ高度の大気の「その時の湿り気」だ
日本列島の中なら地域による差はほとんどないし、
飛行機の大きさもほとんど関係ない

天気が下り坂にある時、飛行機が水平飛行するような10,000m前後の高度の空気は湿り気を帯び始めてくる
そういう時に生まれる飛行機雲はどんどん成長して広がってゆく

> この辺りを飛ぶ飛行機雲は成田発着の旅客機が作るものがほとんどです。

飛行機雲に対してロクな観察もせず、勝手にそのような誤解を信じ込んでいる者は多い

成田発着の旅客機は成田付近では飛行機雲ができるよりもずっと低い高度を飛ぶため、
この写真のような位置に見える飛行機雲を作ることは決してない
（成田を発って、地平線／水平線の彼方に消える直前くらい十分遠くに離れれば、その高度に到達できる）

成田でこの位置で見える飛行機雲は
関東上空を通過する「北米大陸とアジア諸国を結ぶ旅客機や輸送機」
が大半だから、成田空港とは全く関係ない

> 青森ｋさんの撮影された写真は、”こんな低い位置でも飛行機雲ってできるんだ”と
> 初めて知りました。ありがとうございます。

この掲示板では同じような指摘をよく見かけるが
「低い位置」という表現の対象について
「仰角」と「標高」をごっちゃ混ぜにしてるだろ？

同じ「標高」10,000mに浮かぶ飛行機雲でも
観察者から20kmの距離ならその「仰角」は26.6°もあるが、
100kmも離れた場所なら仰角わずか5.7°、地平線スレスレってことだ

> こちらの掲示板、スレ主の方の土地にどんな飛行機が飛んでるのか、どんな気象条件か
> 状況知らずに、写真一枚見ただけで、何でもかんでも飛行機雲で片づけられる方のレス見てて、
> いい印象がなく黙って見てましたが、茨城南部同様、千葉北西部の成田は、
> 注意しておきたいエリアなので、”おいおいちょっと待てよ”と投稿させていただきました。

指摘の通り、「飛行機雲」と断定して地震雲の可能性を頭ごなしに否定する考え方はオレも賛成しない
しかし、飛行機雲を正しく理解した上でこの写真を見れば、「飛行機雲の可能性」を否定する要因が全く見つからない

さらに言えば、ハル氏が書けば書くほど、飛行機雲に対する誤解がどんどん明らかになる状態だから、まずは飛行機雲について正しい知識を持っておいたほうがいい

一方「地震雲」に関する正しい知識や定説はまだ世の中に存在しておらず、すべてはまだ仮説の段階
なぜなら、過去、これが地震雲と確認された実績がただのひとつも存在しないからだ

「まずは飛行機雲の可能性が一番高そうだが、その可能性を否定できる材料が見つかり次第、地震雲である可能性についても検討してみる」

というのが物事の順序だろう

> 揺れがあった場所から見ても、
> 東京湾から発生した雲が、千葉北西に向かって伸びた
> 地震雲と素人が勝手に推測してます。

M2.7〜3.4、最大震度1〜2という極めて小さな地震でも
その前兆としてこれだけ立派な地震雲を形成してしまうのなら、
地震雲から防災目的の地震を予知するのは不可能、
ってことになっちまわねえか？