地震雲の目撃情報が集まる掲示板

地震雲とは

「ふだんの発生頻度よりも、地震前の方が発生頻度が高くなる雲」

のことだが、過去にこういった比較の観点できちんと検証された事例は皆無

> 妙な雲だなと思い写真とりました。
（中略）
> 東日本大震災の時に北海道の上空で
> 地震雲が発生していたときもあった

よく引き合いに出される

・見た目の禍々しさ
・ビックリ／ドキッ／物珍しさ／変／違和感／妙　←今回はコレ
・ネットに書いてあったから　←今回はコレ
・知人がそう言ってたから
・過去のナントカ地震の前に目撃されたから　←今回はコレ
・長時間形を変えず、同じ場所に留まって見えるから

などは判断基準とは全く関連がなく、むしろ意識的に排除しなければ、錯覚に振り回されて、実際には存在しない関連性があるよう誤解する羽目になる

誤）
東日本大震災の時に北海道の上空で
地震雲が発生していたときもあった

正）
東日本大震災の時に北海道の上空で
「地震雲かも？」と騒がれやすい雲が発生していたときもあった

> 調べるとこれらも一応地震雲と
> 呼ばれるみたい

調査を半分で切り上げてしまったようで、残りの半分が未実施

インターネットに乗った情報に対して、
・自分と同じ考えだから
・自分が信じたい内容だから
という理由で、ファクトチェックや異なる見解の内容を吟味することもなく鵜呑みできてしまえる、スレ主のようなタイプの人は、フェイクの格好の餌食となる

> みなさん自分の命は一人一人で
> 守るしかありません。
>
> どうか犠牲者にならないように
> 気をつけましょう。

・自分の命を守る
・犠牲者にならない

といった成果は、「気をつける」といった寝言をつぶやいた人のもとに勝手に転がり込んでくるものではない

ある期間を決めて、
・普段やっているあれをやめる
・普段やらないこれをする

などのメリハリ効いた具体的な行動変容をおこして初めて得られるものだが、貴殿自身はこの雲を目撃したことをトリガーとして、いつ何を発動するか、具体的な計画は立てただろうか？

札幌周辺では、今日の午後、ずっと西寄りの一定の方向／強さの風が吹いたため、手稲山や藻岩山の風下側にこのようなレンズ雲（つるし雲）が風に流されず、形も変えずに留まってみえる気象条件が整っていた

気象庁が公開している「気象観測の手引き」というパンフレット
https://goo.gl/BX6Rgz
の「第11章　雲（P50〜57）」には、雲の観察方法の基本が紹介されている

その中に「Ac（高積雲）」として示された例が、この写真にあてはまるため、少なくともその可能性は選択肢に含めておく必要があるだろう

スレ主、平井のふみりん氏へ

民間による地震予知や地震雲に対して肯定的な立場の人には、
「あらゆる学びを拒み、聞く耳をいっさい持たない」
という特性が頻繁にみられる

貴殿も、残念ながらこの仮説を支持する事例を増やす行為のみ繰り返しているようだが、それが貴殿の本意なのだろうか？