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スレッド NO.24937
Re: 2014年9月16日12時28分の茨城県南部震度5弱の前の地震雲
- NO.24937
- Bright-Door◆aXr/5DVWQEdE
xMGM4ZGVhMD-PC - 2015年06月14日16:01
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私は見たさん
投稿ありがとうございます。
投稿いただいた雲が地震雲である可能性は否定しませんが、10種雲形のひとつ、対流圏の最上部(高度5,000〜16,000m)に発生する「巻雲(けんうん)」の特徴も伺えるため、その可能性を想定しておく必要もありそうですね。
巻雲の見た目の特徴や発生条件については、このキーワードでGoogle検索(画像検索)して気象関連の解説をごらんください(関係ない駆逐艦「まきぐも」の情報も多数引っかかってくるため、キーワードは「巻雲 -艦」を使うと良いでしょう)。
誰が言い始めたのか全く不明ながら「地震雲は長時間同じ場所に留まる」というフレーズだけが独り歩きして勝手に拡散し、あたかも地震雲の判別方法の定説であるかのように定着しつつあるようですね。
> この場合の見分け方は、飛行機雲はしばらくすると消えてしまいます(気象条件によってはしばらく消えずに残る場合もあります)が、地震雲は長時間形を変えず消えません。
しかし実は、これまで誰も一度も確認できたことのないウワサ話/都市伝説に過ぎず、むしろ逆に、これで判断してしまうと、判断結果を誤ってしまう場合があります。
また、証言いただいた
> この撮影場所では飛行機はもっと、高度の高いところを飛んでます
と、引用された資料の
> 飛行機雲は8000〜9000mの高さに出来るのに対して、地震雲が出来る高度は4000〜5000mにできます。
の関係ですが、「実際の高度(標高)」と「仰角(地平線となす角度)」とを混同されていませんか?
仰角が高く天頂付近に見えても、実際の高度が低いこともありますし、
仰角が低く地平線付近に見えても、実際の高度は高いこともあります。
ついでにいうと、地上の一箇所の観測点からだけだと、空に浮かぶ雲の実際の高さを知ることはできません。数百メートルの高さに見えても実際は10,000メートル以上あったり、その逆もあります。現実的にはなかなか難しいですが本来なら数キロ程度離れた複数地点から三角測量の要領で捉えてみる必要があります(逆に言えば、そういう捉え方をしなかったケースで実際の高度云々をいうのは困難)。
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NO.24926 2014年9月16日12時28分の茨城県南部震度5弱の前の地震雲 私は見た
06/14 11:30
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