地震雲の目撃情報が集まる掲示板

シロネコさん

> 上から見るとどうなっているか見てみたいと思いました。

「放射状」や「一点に収束」して見える雲を人工衛星など真上から見下ろしてみると、その正体は、トタンの波板のように「平行に並んだ波状雲」であることが大半です。つまり、遠くの方が小さく見える（遠近法）を忘れていることが原因の錯覚です。

参考までに、こちらの例をご覧ください。
https://goo.gl/ZJwOVy

紹介したこれらの写真の場合なら、「放射状」や「一点に収束」と錯覚することはありません。その理由は、観察者が最初から「遠近」を認知できているため、錯覚が自動的に除去補正されているからです。

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天動説時代まではほとんど意識されなかった「錯覚」は、地動説時代、すなわち《科学の手法》に目が向けられる時代以降は「意識的に排除しなければ現実を見誤る原因となりうる」ものとされています。