地震雲の目撃情報が集まる掲示板

>>22819 埼玉県民さん

> 横に伸びる飛行機雲とクロスするように地面から竜巻上にツイストした雲がたち上がっていました。

ある一箇所から「地面から狼煙や竜巻のように垂直に立ち上がって見える雲」の実際の形状には、以下の２通りがあります。

ひとつめ、見たままその通り
「地面から狼煙や竜巻のように垂直に立ち上がった雲」
のケース。この場合、国旗掲揚ポールのように、どの方角、どの位置から見ても垂直に立ち上がって見えます。

ふたつめ、
「地面と平行に横たわった線状の雲で、その線の延長線上に観察者がいる場合」
のケース。この場合、見る方角、見る位置が変われば、様々な角度で見えることになります。
一例として、>>22818に貼ってある図の中で、茅野に向かう<Y16]という航路を飛ぶ飛行機が曳いた飛行機雲を草加から眺めた場合には、垂直に立ち上がったように錯覚することになります。

複数の写真を見比べると、今回は後者のケースに該当すると判断できます。

> 横の飛行機雲が消えた後も、ずっと縦方向の雲は残っていました。

我々の頭上には「風向／風速／気温／湿度」などの性質が異なる、ほぼ水平の空気の層が上下に何枚も重なり合っています。複数の飛行機雲が同時に視界に入る場合でも、それぞれの飛行機が飛ぶ高度は同一とは限らず、むしろさまざまな異なる高度、すなわち、湿度の異なる層の中を飛行しています。

したがって、すぐに消える飛行機雲、いつまでも残る飛行機雲、どんどん広がってゆく飛行機雲、などが同時に同じ方向に見えたとしても、全く不自然ではありません。