地震雲の目撃情報が集まる掲示板

>>21352 みかん＠多摩さん

> あの震災の日の明け方になんだか変わった恐ろしい雲を目撃した時に、今日大きな地震が来るのかもと思いそして来てしまったという偶然故に、自分はそれ以来地震と雲を心のどこかで結び付けて考える癖がついたようです。

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という言葉をご存知でしょうか。人には、得体の知れないものに対して恐怖を抱く、という心理特性が備わっています。もちろん、その恐怖心が実際に自分の身を助ける行動の発動につながるケースもありますが、この心理特性が誤動作するケースも少なくありません。知識がなかったり、見間違えたり、誤解しているだけで、よくよく見てみれば、恐れる必要が全くない、ただの枯れ尾花（＝枯れすすき）だった、ということもあるので、正しく調べようともせず闇雲に恐れるだけではだめ、という戒めの言葉です。

見た目の上では「まがまがしい」印象を抱かせるような「不気味な形」の雲というのは目にする機会は稀ですが、気象要因や太陽との位置関係（＝陰影の出方）によって発生する原理がきちんと解明されている事例は少なくありません。見かけた雲の正体が地震雲である可能性はもちろん否定しませんが、中には、こうした解明済で全く恐れる必要のない雲の可能性もある、という知識もバランス良く持っておく必要があります。

> この様に空全体を覆ううろこ雲も秋の風物詩の雲なのですか。

はい。その通りです。こちらの資料も参考になるでしょう。

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