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スレッド NO.12351
Re: 滲む雲
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hNGU1ZmQwYW-PC - 2013年09月21日19:50
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もっともらしい場面で「電磁波」というキーワードが振り回されるのを見聞きした際、それを鵜呑みにしないよう、眉にツバをつけて見極めるべきポイントとして、次の2つがあります。
ひとつめ。
【前提】電磁波はエネルギーの放射現象であり、字の通り「波」ですので、その波に長短があります。「電磁波」を波長の長いものから順に並べると、呼び名は、電波・赤外線・可視光線・紫外線・X線・ガンマ線、と変わってゆきます。これらが物体に及ぼす影響が全く異なるのは日頃経験的にご存知の通りです。我々が利用する場面が全く違うため、それぞれ別物と思われる方も少なくないかも知れませんが、これらの違いは波長だけであって、全ては「電磁波」です。波長が最長である「電波」の場合、その中でさらに帯域ごとに特性が異なりますので、どんな帯域の電波か、についても気にしておく必要があります。
【結論】「電磁波」というキーワードを振り回してあやしげなことを言いふらす人がいても、その帯域にまで言及してなければ、この人は判らずに言ってるだけか、と聞き流すのが吉です。
ふたつめ。
【前提】ある一点から放射されたエネルギーの受け取り量は、「逆2乗の法則」に従って減衰します。つまり、発生源からの距離が2倍になれば受け取るエネルギー量は1/4、3倍になれば1/9に減りますし、距離が半分になれば4倍、1/3になれば9倍に増えるということです。電磁波の影響を紹介するインチキ実験では、発生源の至近距離に置いた物体への影響を示してみせるのがお約束ですが、実際の何千メートルという距離まで離しても影響可能な強度で放射されているのか、という点を意識することが大切です。
【結論】「電磁波」というキーワードを振り回してあやしげなことを言いふらす人がいても、その強度について言及していなければ、この人は判らずに言ってるだけか、と聞き流すのが吉です。
>>12350 匿名さん
この主旨の書き込みをこれまで何度か拝見しました。
> 電磁波で空に雲が出来ない事は、YouTubeの
> 地震雲震源周辺から発生する電磁波が雲の生成に影響
> という実験動画で証明済みです。
問題の実験は「電磁波で空に雲が出来ない事」の証明にはなっていません。実験によって「電磁波で空に雲ができない」と証明するためには、様々な条件を無限に組み合わせた実現不可能な実験が必要となります。そもそも、あの実験は「電磁波で空に雲にできるかどうか」とは一切関係のないすりかえ実験でしかありませんでした。
必要なことは現実のスケールに展開できる規模で「電磁波が雲の生成に影響する」ことを示す実験が行われること(そのためには、事前の机上の理論構築段階で、そのストーリーが描けそうな目処が立つこと)でしょう。
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