地震雲の目撃情報が集まる掲示板

> 地震があればその前触れかもしれない……。

そのように思いつくのは朝焼や夕焼の発生原理に対する理解が不足しているから
貴殿は、朝焼や夕焼の発生原理を正しく理解できている、と自信を持って言えるだろうか？

> 異常に赤い夕焼けバージョンも今月になって各地で多く見られているので心配である。

このような鮮やかで美しい朝焼や夕焼を楽しめるチャンスは少ないが「稀なこと」と「異常」とを混同してはならない

正しく「異常」と判断するためには、「正常」の範囲に対する正しい認識が欠かせないが、自身の知識経験の範囲つまり現実よりも狭い範囲を「正常」の範囲と誤認識したことが原因で、「目撃頻度が低い正常な現象」のことを「異常現象」と誤判断してしまう人をこの掲示板ではよく見かける

人には、熟れた果実や秋の紅葉など「得体が知れた赤」は積極的に楽しむ一方で、
「得体が知れない赤」に対して正反対の恐怖や異様といった印象を抱く心理特性が備わっている（血を連想する危険回避本能だろうか）

朝焼や夕焼の赤はもちろん、得体が知れた、楽しむべき赤であることは人類何万年の知識経験として蓄積されたが、現代人にはそのような知恵は受け継がれなかったうえに、都市生活を送る者はこれらが発生する時間帯に空を見る回数そのものが激減している前提がある

古代人が現代人を見れば、なんと退化したことか、と嘲笑されることだろう

> こんな時だからこそ、自然と人類の共存を見つめ直すべきではないだろうか。

どんな時であってもなくても、すでに広く人口に膾炙した「自然と人類の共存」ごときフレーズを今更のように持ち出して得意がるとは、相当おめでたい人のようだな

> 地震雲の研究はこうした自然からのメッセージの現れなのだから……。

地震雲の研究、などと称したデタラメ行為に酔いしれているのは、「自然からのメッセージ」を読み解く特殊能力が自分には備わっている、などと思い上がってる連中ばかり