「地震雲」の目撃情報をお寄せ下さい
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Re: 何これ(゜.゜)
- NO.44176
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hMjQ3NWFhY2-iPhone - 2017年06月19日23:15
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> 疑いやもしかしたらで良いと思うのですが…
その通り
だから、このような雲を見たとき、その正体について
「波状雲として解明された雲」のことかもしれないし
「波状雲の存在を知らない人が、地震雲と名付けた雲」のことかもしれない
と、双方の可能性を想定するにとどめ、その先の絞り込みまでは踏み込まなければ良いだろう
> 皆様が否定された雲の中に本当の地震雲が投稿されていた可能性もあったかと。
> 結局、誰も確定も否定も出来ない。
その通り
アンナ氏が>>44149で「地震雲では?」と可能性の一端を提示してくれたが、その見解はどのような知見から導かれただろうか?
地震雲とは
「ふだんの発生頻度よりも、地震前の方が発生頻度が高くなる雲」
のことであり、見た目の気持ち悪さや不気味さ、ビックリとか、ドキッといった印象は、それが地震雲かどうかに全く関連がない
気象要因のみで発生する雲の中には、こういった印象を感じさせる雲が多数あることが知られている
一方「ふだんの発生頻度よりも、地震前の方が発生頻度が高いか」などの検証を経て「確かにこれが地震雲といえそうだ」との結論までたどり着けた事例は皆無
以下に紹介する図鑑にはおそらく、
・アンナ氏にとっては気持ち悪い雲、不気味な雲
・世間で地震雲扱いされがちな雲
がたくさん登場するはずだ
「雲のカタログ 空がわかる全種分類図鑑」(村井昭夫/鵜山義晃 共著,写真)
amazonの以下ページで「商品の説明」や「カスタマレビュー」や「なか見!検索」に軽く目を通してみるだけでも充分
https://www.amazon.co.jp/dp/4794218230
このような資料にざっと目を通してみれば、アンナ氏に怪しげな都市伝説を刷り込んだ人達の、雲に関する基礎知識不足、という歪んだ現実に冷静に向き合える良いきっかけになるだろう
> これで地震が起きても、「日本中何処でも起きている」で片づけて終わるパターンで、全部否定して来ますよね。
ある怪しげな雲が目撃された後、際立った地震が発生した場合、その雲の正体として、少なくとも
1) その雲が、その地震の前兆(地震雲)だった可能性
2) その雲は、その地震とは別の地震の前兆(地震雲)だった可能性
3) たまたまタイミングが一致しただけで、その雲は、地震前兆とは無関係に発生していた(=地震雲ではない)可能性
の3つの可能性がある
この中からどれか1つに絞り込む(=他2つを否定する)のは容易ではない(※)
「互いをきちんと比較する」という検証行為をしない限り、3つの可能性を保留し続ける必要がある
(※)一例として、統計的手法を紹介しよう
このスレッド冒頭のような波状雲はこの掲示板には頻繁に投稿/蓄積されてきた実績がある
そこで
・このような波状雲が発生した後の際立った地震の発生頻度(確率)
・それ以外の時の際立った地震の発生頻度(確率)
を比較することならできるから、その結果両者に有意差があれば、このような波状雲が地震雲の可能性が高そうだ、ということになる
頻度や確率を比較するのがポイント
「過去のナントカ地震の前には、このような波状雲が発生していた」といった事例が的中実績や検証結果として取り扱われるのをよくみかけるが、これは「比較」をしていないため検証したことにはならない
投稿について
内容に書き込むと良いこと
雲を目撃した時間、地域や方角などを情報として書き込むと、とても有益な情報となります。
さらに天候などの状況を書き込むと、気象性の雲との判別に役立ちます。
もちろん必須ではありません。把握できる範囲で、お気軽にご投稿下さい。
- 目撃した時間
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- 雲が見えた方角
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