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Re^3: 巻積雲と月暈(内暈)
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yNzM0NDViOT-iPhone - 2017年06月08日12:45
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> 貴殿の言われるように直径は44°しかなく一定であるというのは間違いと思います。
残念ながら、それは貴殿の間違いだ
貴殿が文献調査で得た情報
> 暈(ハロ)には、半径22度(内暈)、半径46度(外暈)の2つの典型的なもののほかに、半径9度、半径18度、半径20度、半径23度、半径24度、半径35度のものなどが確認されている。
自体は正しいが、肝心のことかすっかり抜け落ちている
雨上がりにお馴染みの主虹(半径42度)と副虹(半径53度)の関係を思い出してもらいたい
副虹も出現するのは、条件が良く整った場合のみであり、その場合は主虹はクッキリ出現する
主虹が出現せずに副虹のみ出現する可能性は、なんらかの障害物で主虹が覆い隠されてしまう特異ケース以外に決してない
暈も同じことで、
半径46度(外暈)
半径9度
半径18度
半径20度
半径23度
半径24度
半径35度
はいずれも、滅多に出現しない上、よくよく探さなければ見つからないくらい淡い輪だし、これらが出現する場合は、半径22度(内暈)が普段以上にクッキリ現れているため、内暈が真っ先に目に入る
オレが直径44°で常に一定、といってるのは、月暈、つまり内暈のことだ
列挙してくれた内暈以外の暈は薄すぎるため、月暈にはなり得ない
いずれにせよ、貴殿の写真に写っているのは、単に月の周囲の雲が月に照らされただけで、暈とは一切無関係
> > 日暈も月暈も、いずれも「内暈」という同じ現象
> > その光源が太陽か月か、の違いのみ
> > なぜ月暈の方がレアなのか、その理由は理解できているだろうか
>
> 理由:月光は太陽光より弱いため満月や満月に近い月にならないと観測しづらい。同じく光の量が少ないため付随して起きる他の現象も非常に観測しづらいという理由です。
その答えは、正解のうち半分
もう半分は
「日中には必ず太陽が地平線上にあるが、夜間には月が地平線上にある機会自体ずっと少ない」
からだ
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