地震雲の目撃情報が集まる掲示板

> twitterでも今日は色々なものが見られたようですね。
> ハロ現象、幻日、彩雲など

この写真に写っているのは「幻日」という現象

昨日貴殿に投稿頂いた「内暈」>>43573

と並んで、大雑把に「彩雲」と報告されがちな、空の一部が虹色に見える現象について、一般の認知度はまだまだ低いが、総称「大気光学現象」として数多くの種類が知られている

その多くは、気象条件のみで発生するしくみまで解明が済んでおり、
・太陽高度
・出現位置と太陽位置との関係
の2つの要素によって同定できることが多い

関心を持ったこの機会に、この資料に一通り目を通してみるといいだろう
https://goo.gl/uyT70w

大気光学現象が解明されていなかった一昔前には、地震前兆を告げる「椋平虹」などと扱われた時代もあったが、提唱者椋平氏は晩年、郵便はがきの消印を悪用したトリックに頼らざるを得ない状況に陥った

虹で地震を予知できないことは、本人が一番理解できていたのだろう

> 直近の大地震では2014年10月10日やはり色々見られた翌日に青森県東方沖でM6.1（震度4）が発生していますから

地震前兆とは

「ふだんの発生頻度よりも、地震前の方が発生頻度が高くなる現象」

のことだ

「発生頻度の比較」が済んだかどうかがポイント

この掲示板をながめていると

「ふだん起きない珍しい現象」
「不気味な見た目の現象」
「過去のナントカ地震の前に起きた現象」
「自分の知識経験の引き出しに入っていない現象」

だから、という理由で地震前兆と誤認識している人がかなり多い

> 関連性はあるのかわかりませんが・・・。

ここや隣の掲示板を注意深くながめると、これらの大気光学現象は、大きめの地震発生前だけではなく、普段から普通かつ頻繁に発生してきた実態が掴めるだろう

> 警戒はしといた方がいいですね。

そのような空虚なかけ声を呟いただけで何となく自己満足できた気がして終わってしまうのが一番危険

その理由は、具体的な防災対策を発動しないのであれば、何の意味もないからだ