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Re: 変な雲が山盛り。
- NO.40257
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zNDAwYzY4Ym-iPhone - 2017年01月29日10:44
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横からお邪魔する
> 飛行機雲ができる条件
「飛行機が飛ぶ高度の空気に含まれる水蒸気量が過飽和であること」が条件
我々の生活圏では、湿度が100%を超えると、凝結すれば水滴、昇華すれば氷晶への相変化が起きる
ただしそのためには凝結核となる物質が必要で、清浄な上空では凝結核が存在しないため気体(=水蒸気)のまま存在せざるを得ず、これを水蒸気量が過飽和の状態にあるという
ここを飛行機が通過するとエンジン排ガスが凝結核となるため、水滴や氷晶が形成される
これを飛行機雲と呼ぶ
> 真横に層になるように重なる雲ができる条件とは、どのようなものでしょうか?
この掲示板でもよく見かけるが、雲の「高さ」について、
・仰角(見上げる角度。単位は度)
・標高(雲の浮かぶ位置の海抜高度。単位はメートルやキロメートル)
が混同されがちだ
飛行機雲が遠くにあれば、仰角の低い位置に見えることになる
例えば、飛行機雲は高度10,000メートル付近の非常に高い【標高】に浮かんでいるが、【仰角】は
水平方向の距離が20km離れた場所ならは29度
水平方向の距離が100km離れた場所ならは6度
京都市内から比叡山を見るとき、麓の宝ヶ池付近から見上げれば仰角が高く、遠く嵐山付近から見れば仰角が低く見えるが、水平方向の距離感がおおよそ認識できており、頭の中で自動補正されるため、どちらから見てもおおよその標高を見誤ることはない
ところが、空の雲の場合、比較の対象がないため「水平方向の距離」も「およその標高」も皆目見当がつかない真実が見落とされやすい
同じ29度の仰角に見えても
- 水平方向の距離が20km離れた場所の高度10,000メートルなのか
- 水平方向の距離が2km離れた場所の高度1,000メートルなのか
の区別すら困難と理解しておくといい
これが、貴殿が貼ってくれた写真のように、仰角の低い位置に複数の飛行機雲が並んだ光景が「真横に層になる」と錯覚する原理だ
投稿について
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