「地震雲」の目撃情報をお寄せ下さい
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Re: なんか不気味
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lZTEyNzZmYj-iPhone - 2016年09月14日07:11
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> また、上記内容で2)の防災行動の発動の判断材料として地震雲を挙げてますが、その後そんなものに頼ってここ一番の大切な判断をすべき際に誤った行動を選択すると良くないと、おっしゃられてますが言っていることが矛盾しませんか?
よく気付いてもらえた
一見、矛盾に見えるこの見解には深い意味がこめてある
ここや隣の掲示板は「地震前兆や地震雲を防災に役立てる」ことをテーマに掲げている
ここで報告された目撃事例が自分の防災に役立ったと感謝している閲覧者も少なくないだろう
ところが、肝心の「地震予測が防災に役立つ」という言葉の真の意味は、正しく理解されているだろうか?
上に分解して述べた通り、防災対策は1)2)の2段階で計画する必要があるが、防災に役立ったと感謝しているのは、実は日頃怠っている1)を思い出せたとか「気をつけて過ごします」「警戒します」「身構えます」など、何となくその気になっただけで実際には何もしていないレベルに留まっている
本来1)は、地震予測情報の有無にかかわらず、毎年、防災の日や311など定期的に行えるはずだし、行わねばならない
これを思い出させてくれたこと自体には感謝すべきだが、感謝の対象は予測技術の賜物ではないから、そこを取り違えてはならない
熊本地震では50人の尊い命が失われたが、そのうち倒壊した家屋の下敷きで亡くなったのは7割を超える37人だ
その命を地震予測技術で救おうとするなら、どの程度実用的な精度が求められるだろうか?
それは、平常時には負担が大きい2)の防災行動の発動の判断材料に使える精度、と言いかえられる
予測段階、すなわち、街中にはいつも通りの平穏な空気が漂う環境の中で通勤通学もしなければならない中、2)の防災行動を継続できる限界は数日程度で、1週間も継続できない
したがって
・ここ数日以内に
・自分の住む地域が
・災害クラスの揺れに襲われる
といった精度で予測できたなら、熊本の37名の命を救えた望みがあったと言える
現時点の予測技術は、偶然が的中させてくれる成果と有意差がないにも関わらず、利用者がそれになんとなく感謝してしまったり、予測した本人が自分の成果に慢心してしまう理由は、その成果を2)の発動でなく、1)の発動にしか結びつけていないからだ
2)の発動に結びつけるには、その精度での予測という明確な目標が立つが、1)の発動で甘んじている限り、ぼんやりした目標設定で、遠い地域の中小規模の地震まで的中に含めてしまっても何の疑問も抱かない
37人の命を救うことが目的ならば、その目的に到達する手段は、予測技術以外にもある
それは建築技法や家具の配置/固定方法の選択だ
こちらは予測技術よりも比べ物にならないくらい実用性が高い
亡くなった37名のうち、少なくとも20名がいた家屋は、耐震基準が甘かった1981年以前の設計だったが、これが現在の厳しい耐震基準の建物だったら、その数は大幅に減ったはずだ
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