地震雲の目撃情報が集まる掲示板

回答に感謝する

> 「記憶と思い込み」ではありません。
> 地震雲と思われる雲を写真に撮り、その後、当日から一週間以内に地震が発生するのかどうか確認した結果です。

「地震雲と思われる雲」と「一週間以内に地震」との関係を示すパターンには、以下の４通りがある

1) 地震雲と思われる雲の発生後、１週間以内に地震が発生した
2) 地震雲と思われる雲の発生後、１週間以内に地震が発生しなかった
3) 地震雲と思われる雲の発生が途絶えて、１週間以内に地震が発生した
4) 地震雲と思われる雲の発生が途絶えて、１週間以内に地震が発生しなかった

yumi氏はこの４通りのうち、1)のケースのみカウントしているとの申告だ

思い出してもらいたいのは、日本のような地震多発国では、放っておいても勝手に1)にあてはまるケースが数多いという前提があることだ

言い換えると、1)を拾っただけでは「偶然による的中」なのか「問題の雲と地震との間に関連あっての発生」なのかが区別できないから、それを検証とは呼ばない、ということだ

検証行為とは、これら４通りに同じ重み付けをしてカウントした数を互いを比較し、「1)4)」と「2)3)」の発生頻度の間に有意差があることを示すことをいうが、これまでオレが見てきた限り、地震前兆や地震雲に対して肯定的な見解は、yumi氏同様の誤った検証（もどき）行為から導かれてきたものばかりだった

yumi氏には、ぜひとも正しい検証行為によって成果を出すことを期待したい
あるいは、オレが上に紹介したよりもふさわしい他の検証方法があれば、それでも構わない