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Re: 国内で発生した帯状地震雲の影響で海外で発震する事は?

  • NO.22179
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  • 2015年01月11日12:20
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>>22175 予知者さん

早速の回答ありがとうございました。

> そこから先はナイショです。

「そこから先」どころか、出発点のはずの「そこ」にすらたどり着けていないのではないでしょうか。

> ★プレートは15枚のプレートが別々に1枚という意味です。Wikipediaの右上に「地殻を構成するプレート群 色分けされた領域が一枚のプレートである」と記載されておりますよ。

はい。それは存じております。問題は、予知者さんが最初に紹介された

> プレートは一枚岩のため常に力は世界中が繋がりあっている為、

という前提が、地殻が複数枚のプレートで構成されている事実からどのように導かれたのか、です。

> ★地震の前に電磁波による異常で「地震雲」が発生することは実験済みです。
> エイチティーティーピー://www.nicovideo.jp/watch/sm5789798

ここや隣の掲示板で、繰り返し何度も紹介されたことのある有名なTV番組ですね。

この実験は「1989/10/17ロマプリータ地震(M7.1)の2週間、1週間、3日前に記録されたのと同じ電磁波」を発生させると、「2005/7/23千葉県北西部地震(M6.0)の2週間、1週間、3日前にそれぞれ撮影されたものと同じ形状の雲が発生する」という再現実験を装っているため、当時だまされた人が多かったのですが、実験の内容は、地震前兆が放出する電磁波と雲の関係には結びつかない「すり替え実験」です。

今なおだまされ続けている人や、「解明済」として本気で紹介する方が後を絶たないのは残念なことです。

この番組の中で雲(あるいは湯気?)を発生させた実験の問題をたとえて言えば、「夜の星明かりで日焼けが起きるか」を調べるために「星明かりと成分が同一の太陽光線を使って日焼けを起こす実験をした」のと同じすりかえが行われたことです。つまり「強度を無視」し、実際よりもはるかに強い電磁波エネルギーを照射している点に大きな問題があります。仮にこの強度の電磁波が空の雲に届くよう、途中の減衰分を加味して地表からエネルギーを照射させようとすれば、我々全員黒こげまたは蒸発してしまうことでしょう。

以下のポイントを中心にもう一度見直してみるとその意味が判ると思います。

【ポイント1】この動画の2:29に表示される論文の原文は以下のURLで参照できます。
http:ee.stanford.edu/~acfs/LomaPrietaPaper.pdf
この最後のページのFig. 3. のグラフが、2:45あたりで表示されるグラフの元です。縦軸の値は、nT/√Hzという見慣れない単位ですが、原文によると、×0.0855でnT(ナノテスラ)という「磁束密度(=ほぼ、磁力)」の単位に換算できるとのことです。そこで、このグラフの最大値50を換算してみると約4nTという値になりますが、方位磁針でおなじみの地磁気は24,000 - 66,000 nTというレベルですので、地磁気の1/10,000程度ということになります。また、太陽放射の影響により、一日周期で100nT近く変動しますので、4nTというのが、いかに微弱なレベルであるか、というイメージがわくと思います。

【ポイント2】4:00で「電磁波の強さをミニチュアスケールに換算して発生させる」と説明していますので、もともと微弱な4nTをさらに弱めて発生させるべきところですが、その直後に「ただしこの実験では、非常に強い電磁波の照射が必要」と正反対に飛躍してしまいます。また、4:10で「電極の先端を地中に埋め自然界の状況に近づける」と説明しますが、自然界での震源は数〜数十キロという深い地中であるにもかかわらず、土をうっすらとかけているだけです。

【ポイント3】東京都立産業技術研究所での電磁波の照射実験ですが、なぜか5万ボルトの高エネルギーを、この小さな霧箱の中に照射しています。

【ポイント4】高エネルギーの照射により、電極のすぐ近くにだけ雲(霧)状のもの(または湯気?)が発生したのは事実ですが、それが数千メートル上空にうかぶ雲の形成とどんな関係があるのか、には一切触れられていません。

この実験を「捏造」と表現される方もおられますが、なかったことをあったかのように偽装している訳ではありませんので、どちらかと言えば、強度や距離といったスケールを無視した「すり替え実験」と呼んだほうが、より正確ではないでしょうか。

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