「地震雲」の目撃情報をお寄せ下さい
No.19983へ返信
返信対象の記事
>>19979 紅わいんさん
コメントありがとうございます。
> 地震雲掲示板について管理の方は、
> 地震雲についての参考資料と、
> 地震雲であろう雲を載せて下さっております。
ご紹介くださった資料には、以下の注意書きが添えてあるのもご存知だと思います。
「気象上の雲や、飛行機雲など地震雲と見間違えやすい雲もありますので、注意が必要です。」
「地震雲に関する情報は研究中のものですので、正しい情報ではない可能性があります。」
「地震雲の研究・検証はまだまだ不十分であり、誤った記述もあるかもしれません。
その点を十分ご理解の上、ご参照下さい。」
これら不確かな部分について、偏りや思い込みを排除した公正中立な取り扱いが必要、というのが私の考えの基本です。
> どなたでもお気軽にとも書いてあります。
> ブライトさんは素晴らしい知識ですが、
> 他人に同じ事を求めると、
> お気軽ではなくなってしまいます。
投稿される方には、大きく分けて以下の2種類がいらっしゃいます。
「よくわらからないけど、とりあえず写真を投稿してみる方」
「投稿された写真に対して啓蒙的見解を投稿される方」
私は、前者の方に対してご指摘のようなことは求めていないはずです。
私が求めているのは、後者の方が、地震雲か否かの判定結果を情報として発信される際、えてしてウヤムヤにされがちな、その判定理由です。皆さんの中にもその理由や判定基準を知りたい、と思う方は少なくないのではないでしょうか。
ご承知の通り、地震雲は比較的新しく提唱された概念である一方、気象学は地震の発生しない地域も含め世界共通で通用し、その歴史ははるかに先行しています。またその中では「10種雲形」およびその変種/副変種といった、雲の分類方法がきちんと定義されています。
地震雲という新しい概念を正しく位置づけるためには「10種雲形」およびその変種/副変種に関する既存の知識体系が見落としてきた隙間に割り込ませたり、誤りを訂正する、というスタイルが不可欠なはずです。これらの既存の知識体系を最初から無視し、見た目に不気味な形状だから、といった個人的な理由だけで地震雲と判定するような低レベルなことを繰り返している限り、地震雲が防災上の役に立ち、我々の身の安全を守ってくれるような実用性に到達する可能性は絶対にありません(そもそも「10種雲形」およびその変種/副変種の中には、地震雲の特徴と共通する形状や、見た目に不気味な形状のものが含まれている、という事実さえ無視されることが大半です)。
これは、生物学における新種の発見が認められるために必要なプロセスと完全に共通です。「見た目に珍しいから」とか「自分はこれまで見たことないから」といった理由だけでは、決して新種と認定されません。「新種である」との判定には、「既知の種」との比較が不可欠だからです。
* * *
「10種雲形」およびその変種/副変種
といった既知の知識体系を写真で紹介した「雲のカタログ 空がわかる全種分類図鑑」という書籍があります。Amazonのサイト
http:/
/www.amazon.co.jp/dp/4794218230
では「なか見!検索」機能によって、案外たくさんのページを「立ち読み」できますので、ぜひご覧になってみてください(「サプライズミー」をクリックすると、さらに多くのページが眺められますので、ぜひ)。
投稿について
内容に書き込むと良いこと
雲を目撃した時間、地域や方角などを情報として書き込むと、とても有益な情報となります。
さらに天候などの状況を書き込むと、気象性の雲との判別に役立ちます。
もちろん必須ではありません。把握できる範囲で、お気軽にご投稿下さい。
- 目撃した時間
- 目撃した地域や場所
- 雲が見えた方角
- 天候(天気・気温・湿度など)
- その他、お気づきの事
今日の前兆報告数
こちらのフォームから地震雲や、地震の前兆現象の報告をすることできます。地震前兆の調査として、毎日の報告数の増減を記録しておりますのでご協力よろしくお願い致します。