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Re: DNAが騒ぐ赤い月

  • NO.17337
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  • 2014年04月26日23:32
  • 編集・削除
地震雲 No.17337

NO.17334 雲の狐さん

> 半影部分が月より大きい=二つの図面では部分食より半影月の時間が長くならなくてはいけない、これ以上明確な間違いはありません。

あなたは、2011年12月10日の皆既月食をご覧になっていますね?

この日の月食については、貼り付けた図のとおり
http:/
/www.astroarts.jp/special/20111210lunar_eclipse/image/chart_eqt.jpg
(出典:アストロアーツ)

(1) 半影食の開始時刻 20時31.8分
 レ 74分
(2) 部分食の開始時刻 21時45.4分
 レ 80分
(3) 皆既の開始時刻 23時05.7分
 レ 53分
(4) 皆既の終了時刻 23時58.0分
 レ 80分
(5) 部分食の終了時刻 25時18.3分
 レ 73分
(6) 半影食の終了時刻 26時31.7分

というタイムスケジュールが事前に報じられていたはずです。あなたは、(1)〜(6)の定刻どおりには現象が進まなかったことを全国何万人の天文ファンの全員、そしてあなた自身までもが見落とした、と主張していますね?

今回貼付けた図をよく見てください。
a)半影食の開始時刻とは、この図では「カニ」のお尻付近が地球の半影に接する瞬間のことです。
b)部分食の開始時刻とは、この図では「カニ」のお尻付近が地球の本影に接する瞬間のことです。
c)部分食の終了時刻とは、皆既食の開始時刻のことであり、この図では最後まで「ひなた」として残った「カニの左手の大きなハサミの先」が完全に地球の本影に飲み込まれる瞬間のことです。

この図を見て明らかな通り、月の軌道が本影の外縁近くを通る場合、
「部分食の始まり〜部分食の終わり(=皆既食の始まり)」の移動距離は、
「半影食の始まり〜半影食の終わり(=部分食の始まり)」の移動距離よりも長いため、
部分食の継続時間のほうが半影食より長くなります。

逆に、月の軌道が地球の本影の中心付近を通る場合
「部分食の始まり〜部分食の終わり(=皆既食の始まり)」の移動距離はほぼ月の直径1個ぶんの最小となり、
「半影食の始まり〜半影食の終わり(=部分食の始まり)」の移動距離よりも短くなるため、
部分食の継続時間のほうが半影食より短くなります。
あなたが理由として挙げた「半影部分が月より大きいから」が成立するのは、こちらのケースの場合です。

つまり「部分食の継続時間と、半影食の継続時間と、どちらが長いか?」という問いに対する正解は
「本影と半影の半径の差が大きいか小さいか」と「本影と月の軌道との位置」の両方の条件次第です。

「半影食の始まり」と「部分食の始まり」は似たような定義といえますが、
「部分食の始まり」と「部分食の終わり(=皆既食の始まり)」は、イベントとしては、全くタイプが異なるという意味がこの図から読み取れるはずです。

> 太陽から出た光はなんと直進するのですよ、物理いや理科の超常識

太陽は充分遠い場所にあって光はほぼ平行に進むため、太陽を遮る天体(月食の際は地球、日食の際は月)の本影の大きさは、距離によらず一定である、というのがあなた方トンデモ師弟お二人の見解ですね。お二人の作図に登場する「平行に描かれた複数の→記号」からもそれが伺えますが、実はここが一番重要な誤りです。

あなた方のその理屈によると、新月が太陽と地球の間に割り込んで発生する「皆既日食」の際、皆既日食を楽しめるエリア、すなわち地表上に落ちる月の影(本影)の半径は月の半径と同じ1,737kmということになるようですが、残念ながら、皆既日食はそんな広い範囲では楽しめないことをご存じないようですね。例えば、2012年11月14日、オーストラリアで見られた皆既日食の場合、本影の半径は100kmもなかったのですよ。その理由や原理を説明できますか?月に大気がないのはご承知の通りですね。

http:/
/eclipse-navi.co
m/ichiran/nendai/2000to2049/2012_2.html

ついでなので答えを言っておきますが、地表上に落ちる月の影(本影)の半径が月の半径と同じ1,737kmになるためには、以下の2つの条件が必要です。
・光源が無限遠に存在すること
・光源が面積を持たない(=点光源)こと
ここで注目すべきは、本影の大きさが距離によって変化しないときには、点光源が「完全に見えている」か「完全に隠されている」か、2つに一つの状態しかなく、「面積のある光源の一部が見えて、一部が隠されている」という中間の状態は存在しない、ということです。つまり「半影」は存在しない、ということです。あなた方の作図だと、半影を描きようがないため、やむを得ず苦し紛れに地球の大気を持ち出すしかなくなってしまうデタラメの発端はそこにあります。

太陽までは距離が無限遠ではなく、太陽は面積を持っているため、太陽を遮る天体(月食の際は地球、日食の際は月)から離れれば離れるほど、本影の半径は小さくなってゆくのです。その理由を図解したのが>>17332に貼った図です。この図は「光は直進する」という超常識には一切矛盾しませんが、「光は平行に進むもの」というかたくなな思い込みが、あなたがこの図を理解できない原因のようです。

皆既月食の際、地球の本影は宇宙空間を円柱状に伸びる、と勘違いされているようですが、実際には先細りの円錐状に分布する、という事実を別の方法で説明します。
本影の円錐内では、「太陽の見かけの大きさ」<「地球の見かけの大きさ」であり、地球が太陽を完全に覆い隠す(=本影が存在)ことができますが、円錐の頂点よりもさらに遠ざかる(この図で右にはみ出る)と、大小関係が逆転して「太陽の見かけの大きさ」>「地球の見かけの大きさ」となるため、地球が太陽を完全に覆い尽くせない「金環食」状態となります。ここでは本影は存在せず、半影のみが存在する領域になります。
ここでも当然、大気の存在は一切関係ありません。半影部分が存在しないあなたの図を使ってしまうと、皆既日食と金環食の違いも説明できないはずです。

> ところで無頼人君皆既月食の赤は地平線にあろうが、天頂にあろうが赤い、地平線にあれば相乗(行って来い)効果で最低2倍赤くなる、これは理解できたのかな、例によって都合の悪いことはスルーですか。

「最低2倍」という定量的表現には同意できませんが、「本影」部分の赤色なら天頂にあろうが赤いのはその通り、と最初からずっと申し上げ続けていますし、本日夕方の投稿にもあなたと見解は一致していると書きました。あなたの不注意な見落としを原因として、いつまでも絡み続けたり誹謗中傷を繰り返すのはいい加減にしなさい。


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